第8回「自分でつくる結婚指輪®」3月24日(土曜日)25日(日曜日)
最初に私たちの活動が始まったのは6月。
会場は避難所でもあった高田一中の教室をお借りしての開催。
お越し頂いた方々の笑顔にも少し緊張感があったのを思い出します。
実際に「今こんな風に笑っていていいのかな」という抵抗が
あるということもお話頂きました。
そんな中でも私たちの企画の開催をサポートをして頂きましたこと
この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
あれから9ヶ月、回を重ねてゆく中で
「久しぶりに思いっきり笑いました」
「やっと外へ出ようという気持ちになれました」と
少しずつ皆様の笑顔が、会話が、
一段また一段と明るくなっていくのを感じていました。
指輪づくりの時間はほんのひとときですが、
そのひとときが指輪にぎゅっとつまって皆様と共にあります。
時々指輪をぎゅっとして、ちょっと思い出して、ちょっと笑っちゃってください。
ご参加頂いた皆様、ご協力を頂いた皆々様、ありがとうございました。
第7回「みんなでつくるともだちリング」2月25日(土曜日)
陸前高田では珍しい大雪に遭った私たち。
会場のモビリアへ向かう坂の途中ではチェーン装着という
アクシデントにも遭遇しましたが、朝からテンションが上がる出来事に
気持ちと身体はホットに皆様とのリングづくりが始まりました。
今回はいつもとはちょっと違った内容で開催。
3月に高校卒業をしそれぞれの道に進む陸前高田の未来を担う
高校3年生のみなさんに、高校生活の思い出をもうひとつ増やしてもらいました。
この街で新たな生活を始める、
この街を再び自分たちの手で育むために一度街を出る、
色々な思いがあっての決断。
そんなそれぞれの道を応援し合う友との絆のリングづくり。
若さ溢れるそのパワーに負けない強い応援パワーを込めましたよ。
また、結婚指輪をつくって頂いたり、
親子リングをつくって頂いたり、
本当に賑やかな時間はいつになくあっと言う間でした。
いつの間にやら雪も止み、モビリアの丘の上に青空が広がると
窓から差し込む光には春の温もりがありました。
ご参加頂いた皆様、ご協力を頂いた皆々様、ありがとうございました。
第7回「みんなでつくるともだちリング」2月26日(日曜日)
第6回「自分でつくる結婚指輪®」1月28日(土曜日)
岩手での活動が始まって初めての雪の季節。
色々準備をしてきたものの、むしろ大げさに終わるくらい
お天気に恵まれ、日差しの暖かさが眠りを誘うほどでした。
横田町コミュニティセンターをお借りして開催しました。
壁一杯の大きな窓からのその雄大な風景を背景に指輪づくりは、
ものづくりにはたまらない贅沢な空間と時間でした。
「ずっと知っていて、ずっと来たかったの!」
「昨日は両親が作りました!」
「友達夫婦の指輪がうらやましくて!」
「もしかして、昨晩お会いしましたよね?」
なんて偶然なのか必然なのか、つながる皆様との輪を感じる
何気なくも本当は飛び跳ねたくなるほど嬉しい会話。
また今度、味わいの出たリングの磨き直しに来てくださいね。
そんな再会がまたご褒美なのです。
ご参加頂いた皆様、ご協力を頂いた皆々様、ありがとうございました。
第6回「自分でつくる結婚指輪®」1月29日(日曜日)
第5回 「自分でつくる結婚指輪®」11月26日(土曜日)
今回、指輪づくりにご参加頂いたおふたりのお誘いを受けて、
陸前高田市のりんご農園にお邪魔しました。
指輪づくりを通しての皆様との触れ合いはあったものの、
それ以外での触れ合いの時間を持つ機会は初めてでした。
旬なりんごをおつまみに交わされる何気ない会話、
「また来てね」というあたたかなお見送りの笑顔、
何だかいつもとはちょっと違うくすぐったくも素敵な時間でした。
ご参加の皆様と過ごす短くも濃密な指輪づくりの時間ですが、
こんなおまけな時間は、サプライズプレゼントのように嬉しいです。
6月に避難所の一部屋をお借りして始まった
「自分でつくる結婚指輪®」も今回で5回目となりました。
復興に向けて、現地では足を踏ん張って力強く立ち上がり
少しずつ変わり始めています。
そんな強さに美しさを感じています。
指輪づくりだけでなく、ものづくりを通してこれからも
少しでも前へ進む歩みの支えになるような活動をしてゆきます。
ご参加頂いた皆様、ご協力を頂いた皆々様、ありがとうございました。
第5回 「自分でつくる結婚指輪®」11月27日(日曜日)
第4回 「自分でつくる結婚指輪®」10月1日(土曜日)
「大切なものを家に大事にしまっておいたら流されちゃいました。
大事にしているものほどなくなっちゃうんですね。」
と、完成した指輪を手に笑顔でおっしゃったおふたり。
形あるもののはかなさ。
ものづくりをする私たちもそれを痛いほど感じることがあります。
だからといってものづくりの手を止めることはできません。
お料理やお裁縫、塗り絵や折り紙、家具や道路、
大きなものから小さなものまで様々なものづくりが生活には不可欠であり、
新しい技術、新しい創造物、新しい感動、新しい思い出が日々生まれています。
今日は何でもないけど、指輪を作った記念日。
そんな指輪を作った新しい思い出に、
これまで以上にわくわくする思い出がどんどん増えてゆきますように。
と、皆様をお見送りします。
ご参加頂いた皆様、ご協力を頂いた皆々様、ありがとうございました。
第4回 「自分でつくる結婚指輪®」10月2日(日曜日)
第3回 「自分でつくる結婚指輪®」9月3日(土曜日) 4日(日曜日)
「お元気でしたか?」そんな再会の会話ができました。
それはさりげなくも何気ない出来事でしたが、この活動を続けてきたことで
今回少しだけこの地に足をしっかりとつけるようになったと感じる嬉しい瞬間でした。
あるご夫婦のお話。
とにかく最初から最後までずっとずっと笑いっぱなしのおふたり。
指輪は完成するのか、というのは冗談ですがそのくらいずっと笑顔だったんです。
完成して指輪交換の時には「また新婚から始めよう」と握手を交わしていました。
真剣なんだけどやっぱり笑ってしまうそんなおふたりから帰り際に
「ずっとふさいで籠りがちだったんです。今日は来てよかった。」
という言葉を頂きました。
そんな姿が想像できないほどの弾けんばかりの素敵な笑顔のおふたり、
これまでがそんな風には笑う気持ちになれないほどの出来事だったんだと
改めて痛く強く感じました。
指輪づくりを通して紡がれてゆく人と笑顔、
そこから生まれる力の逞しくも美しさを感じる今回でした。
ご参加頂いた皆様、ご協力を頂いた皆々様、本当にありがとうございました。
第2回 「自分でつくる結婚指輪®」7月30日(土曜日)
第一回目から約1ヶ月の時が経ち、再び現地へ向かいました。
生命の力強さを感じる植物の緑が優しくもあり、切なくもある第二回目の始まり。
仮設住宅への引越しなどは進んでおりましたが、生活が落ち着くのは
まだまだ先のステップのようです。
そんな中でもほんのひととき、色々なことを忘れて指輪づくりに集中。
あの時のドキドキ、今一緒にいられる喜び、これからへの願い、
まっすぐにそれを思うみなさんのまなざしが印象的でした。
「指輪を見ると作ったこと思い出して何だか笑っちゃうね。」
そんな存在になれたらいいなと思っています。
第2回 「自分でつくる結婚指輪®」7月31日(日曜日)
この活動を通して参加して頂くみなさんが「自分が」ではなく
「みんなで」ということをごく自然に当たり前のように思い行動されている姿に、
自分の気持ちが和らぐのを感じています。
それは地域の「みんな」ではなくここにいる誰でもの「みんな」。
「食べていきな、飲んでいきな、休んでいきな。」
見知らぬ私たちにそんな声を掛けて頂くほっとする瞬間です。
今日という出逢いと今日という時間をありがとうございます。
第1回 「自分でつくる結婚指輪®」6月25日(土曜日)
お天気は雨模様でしたが、光の射し込む教室は
ご参加頂いた皆様の笑顔と混ざり合う陽光で明るい空間となりました。
買わずにいた結婚指輪、もう何十年も経つけどこの日につくるおふたり。
馴れ親しんだ陸前高田市を離れ、新たな生活を始めるというこの日につくるおふたり。
3歳の誕生日を迎えられなかった娘の名前をリングに印すおふたり。
「たくさんの笑顔が溢れる時間を運んできますように」
ありったけの強い願いを込めておふたりと一緒に"絆"のリングをつくりました。
第1回 「自分でつくる結婚指輪®」6月26日(日曜日)
「絆の丘」避難所での開催はあっという間に噂が広がり、人が人を呼び
リング制作中にもたくさんの方々に飛び入り参加をして頂きました。
お隣さん同士、お友達同士で軽快な会話が飛び交う賑やかな一日でした。
予約していた結婚式場が流されてしまったおふたりはこの機会を結婚式のかわりにと。
今日の思い出が、手にした指輪が全ての始まりとするために。
離れて暮らすことになるふたりがお互いを近くに感じるために。
「指輪をぎゅっとすると、そっと背中を押す力となりますように」
いつの日か再会し、指輪をピカピカに磨き直しできる日まで私達の魔法は効いています。